旅と鉄道の美学

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【鉄道施設系】 味のある駅シリーズ 採銅所駅(福岡県・日田彦山線)

この地域は筑豊炭鉱のエリアなのですが、銅もとれたことからこの駅名らしいのですが、どうも石炭より銅の歴史の方が古いようですね。

 (撮影日:2013年7月)

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 筑豊地域全体にいえることですが、長い石炭貨物が走っていたので、ホーム長が非常にが長いです。まるで幹線ですよね。

 

 

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上が井戸ですね。下のレールのようなものは、ポイントや信号の切り換え装置(梃子)の遺構です。実は井戸って簡単に廃止できないんですよ。別に埋める作業だけなら簡単ですが、魂が宿っていると考えるので、一般にはお祓いをします。私の祖母は「ショウ抜き」って言ってました。

 

しかし、それでもやりたがらないですよね。不動産を扱っているとわかりますが、井戸付住宅はちょっと扱いづらいです。

 

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ということで、この駅を取り上げた理由は天井の細工です。

行った際は忘れずにご覧ください。

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