旅と鉄道の美学

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【海外旅行系】 オレ流 海外旅行で一番無難な服装とは

学生時代の海外旅行のスタイルを見ると、チャラい感じから、いかにもバックパッカーなヤツに分かれていましたね。
前者は、合宿にラケットを持っていかないテニスサークルにいそうなヤツばかり。
後者は、バックパッカーである自分に陶酔していて、宿泊費1日700円未満死守みたいな感じで、見た目のみすぼらしさにこだわっている様子。旅の最後の方に出会うと、坊主だが、ヒゲを伸ばしまくって、どういうわけだが数珠みないなものを下げていて、ビーサンばき。東南アジアにいそうな生臭坊主の劣化版というか。

 

また、ヨーロッパを旅している学生は小ざっぱりした印象ですね。服のセンスはいい感じですが、日本人感がしっかりでています。


私は悩みましたね。どういうスタイルにすべきか。
でてきた答えは、海外プラントの駐在員風!
人と同じことするのが嫌いなので、上に書いたスタイルは、いかにも旅行者で、納得がいかなかったのです。

 

基本的にダークな綿パンに、くたびれ気味のYシャツで、裾をだして、腕まくり。(熱い国では半そで)
Yシャツのポケットが結構役に立つんですよね。
飛行機や列車に乗っているときにちょっとボールペンなどを入れておける。
最近は作業ズボンです。丈夫で、早く乾くし、動きやすい。

 

そして、ちょっとゴツめの革靴。
運動靴はダメでした。東南アジアの道は無駄に変な水たまりがあって、汚い水がしみこんでくる。ただし、スコールなどが予測されるときはビーサン持参。


このスタイルで何十年通していますが、学生時代からいつも現地で会った日本人に質問されます。「仕事ですか?」と。

 

でも、振り返ってみると、これが良かったように思います。
パッと見、外国人ってのはわかっても、旅行者に見えないし、派手さがないので、街中で目立ちません。たぶん鴨られ率が下がると思います。

それでもぼったくってくるのはインド人です。
タクシー往復で合意しておきながら、帰りの金よこせとか言うし、ガソリンスタンドでガソリン代を出せとか言うので、喧嘩になって、殴り合い寸前まで行きました。飛行機の時間が迫っていたので、折れましたが。まあそれぐらいです。

 

逆に、手ぶらでいると、道を聞かれる率が高くなります。ドイツ人とかにも聞かれる始末。分かる範囲では答えますが。現地になじんでいる感があるのでしょう。


 ★  ★


あとは、ふてくされ目に歩くってのもいいかもしれませんね。キャッチがあまり寄ってこない。ナンパがうっとうしい観光地などでは偉力を発揮するでしょう。

 

というわけで、危ない地域もだいぶ通ってきていますが、今までの人生でスリ、カツアゲ、引ったくりなどは一度もありません。
もちろんゴンザレス丸山のように意図的に危ない地域に行くことはしませんが、通る必要があるときは通ります。

なお、私は各種武道経験もありますので、「こいつに関わるとメンドクセー」オーラがすでに出ているかもしれません。

 以上ご参考になれば。

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