これ、前から気になっているんですが、ネット上の写真をあさってもみんな着ていない。もちろん駅監視業務中の話ですが。
一例ですが、銀山駅でホーム監視中の車掌です。
高倉健の「鉄道員(ぽっぽや)でも着ていないですねw。駅長役の高倉健は着てますよ。ではなくて、脇役の人(運転士?)です。
他方で、すぐにコートを着るのはJR東日本ですね。津軽鉄道のストーブ列車の車掌などは車内を回る際もコート(正確にはヤッケ?ドカジャン?)を着ています。別にJR東日本や津軽鉄道の車掌の根性がたらんと言うつもりはありません。寒くて業務に支障があるようなら着ればいいのです。
私はだいぶ前に駅で働いており、朝の通勤ラッシュ時はホーム監視があったのですが、どんなに寒くてもコートは着ませんでした。まあ旗ふって、案内放送して、ケツ押しやっていたら、そこそこあったかいですがね。しかも電車は3~5分間隔で来るし。
これはコートの裾が電車の扉に挟まることを懸念してってのもあります。なので、駅員のネクタイはすぐに外せるワンタッチ式になっていることがあります。
しかし、JR北海道の車掌は通勤ラッシュとか関係なくコートを着ていない。なぜなのだろう。
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ところで、私の友人に札幌出身の者がいて、コートを着ている姿を見たことがありません。道内ではわかりませんが、少なくとも本州では着ていないようなのです。これは北海道人のやせ我慢なのか、、、
本人に尋ねても、「コートなんかいらんべや」って答えしか返ってこないのです。
なぞは深まるばかりです。
さて、いまは、北海道ちほく高原鉄道がありませんから、いわゆる民鉄(もしくは私鉄)といえるのは道南いさりび鉄道のみですね。この鉄道の車掌がコートを着ているのか気になるところですが、ワンマンオンリーの可能性もありますね。JR北海道の元社員が多いことを考えるとJR北海道マインドは引き継いでいるのかもしれません。
ちなみに札幌市交通局は地下鉄なので、比較対象外ですからね。
現在、検証中のため仮説の定立もできていませんが、国鉄時代の北海道の写真などを調査してみて、後日、そのルーツから論じてみたいと思います。
ご意見お待ちしております!