スイカが当然の利用者からすれば、面倒なだけでしょうけど、スリランカに行ったら、このような視点でも楽しんでください。
観光客に人気のコロンボフォート・キャンディ間でも見られます。
かつての日本国有鉄道を思い出させるアイテムがいっぱいですので、人によっては、これだけで行きたくなると思います。これだけ完璧にそろっている国はもうないのではないでしょうか。
もちろん世界遺産、アーユルヴィーダなども楽しめますし、紅茶はとんでもなくおいしいです。
(撮影日:2015年1月)
【その1】硬券乗車券が充実している。
しかもきちんとした入場券がある。
入場券自体の存在が海外では珍しい中、専用券がきちんとあります。
下の物は夜行列車用の乗車券と寝台券が一緒になったものです(コロンボフォート→バッティカロア)。
【その2】日付印字機がある。
奥に押して印字します。
【その3】社内乗車券がレシートではない。
活版印刷です。
【その4】改札鋏を使用している。
スタンプではありません。
【その5】腕木式信号機を使用している。
このメカニカル感がいいですよね。ワイヤーで事務所とつながっています。
【その7】通票閉塞方式(タブレット使用)を行っている。
鉄道の保安設備として非常に歴史のある仕組みです。一番上の写真が駅の事務室にある機械(通票閉塞器)です。入らせてもらいました。日本と同じですね。
金属の玉が入ったバッグを受け渡して、これを持っている列車が進めるというルールです。通過しながら受け渡すシーンを動画に押さえていますので、見てください。スピードがそれなりに出ていたのと逆光もあって上手にうつせませんでした。いずれ行ってきます。