全国にトロッコ列車なるものがあるが、乗り心地の良いトロッコはトロッコではない!と訴えたい。
つまり、トロッコというからには、クソゲーで有名なスペランカーに登場するような乗り心地の悪いものでないといけないのだ。
何かというと、車軸が4本か2本かの違いである。
「ガタンゴトン、ガタンゴトン」でなく、「ガタゴト」で終わり。
松本人志流だと、「オジンオバン、オジンオバン」ではなく、「オジオバ」で終わり。
映画「脱走特急」で、追いかけるドイツ軍兵士がのっていた貨車と同じである。
通常、皆さんが通勤で乗っているような車両は4軸で、空気ばねなどがついているので、特段乗り心地を気にするようなことはない。
しかし、これが2軸になると、振動がもろに伝わってきて、すこぶる乗り心地が悪い。乗客に対して貨物レベルの扱いなのだ。
あるとすれば、車掌車ぐらいである。
そんな漢な列車を運行していたのは、わが地元、飯田線である。
途中で変更されてしまったが、あの乗り心地の悪い2軸の貨車を客車にした発想は大したものである。
リニアとか言っているJR東海からは想像もつかないのである。
しかも今のJR東海は機関車を1台も持ってないと聞く。
ピンボケで申し訳ないが、ご覧いただきたい。
飯田線の豊橋⇔中部天竜間で運行していた「トロッコファミリー号」である。