プロフィールにも記載のとおり、基本的に古いものが好きです。
IHコンロも母親からもらった30年前の物を使っています。
で、まあ、小学生で東京に行こうかって話になると、
優等生な答えは「ボク、新幹線に乗りたい!」じゃないですか。
私、ひねくれているのか、新幹線など全くもって興味がなく、
「夜行の普通列車で行きたい!」なんていう答えなんですね。
当時、飯田線の某駅の時刻表に豊橋からの上り列車の時刻が書いてあって、
夜中なのに「普通 東京行」って不思議で仕方がなかったんですよ。
駅員さんにきいて、東京に朝の5時ぐらいに着くんだよって言われて、
そのとき初めて夜行列車というものを知りました。
で、金づるも兼ねて、旅行が趣味の祖父を引っ張り出すことになったわけです。
まあ、ちびまる子が友蔵を利用するようなものですね。
乗ってみると、始発は大垣で、すでに名古屋を通ってきているもんだから、普通車はほぼ満席。やむなく比較的すいているグリーン車へ。
これが人生初のグリーン車でした。
しかし、小学生だけあって、詰めがあまかった。
東京駅に朝の5時について、何すんのか考えてなかった。
ってか、ジイさんも指摘しろよ!
今ならサウナでも行って朝風呂って話なんですが、結局、秋葉原駅前のベンチで9時まで仮眠とってから交通博物館に行きました。
過酷な旅行への免疫ができ始めたときといえます。
まあ初めての東京旅行が夜行の普通列車なんて、鉄ヲタ相手にしか自慢できませんが。
写真が残ってなかったので、大学生で乗った同じ車両の写真を載せます。
グリーン車だけ冷水器がありました。
ちなみに、よっぽど新幹線に興味がなかったらしく、帰りは踊り子で、熱海からやっと新幹線に乗りました。どうも普通のガキじゃなかったようだ。。。