夜行列車など、乗れなかったらスケジュールが狂ってしまうような場合は、
あらかじめ乗車券を確保したいですよね。
ここでご紹介する方法は日本の発券窓口で購入する方法です。
基本的には該当の鉄道会社のHPから予約し、
現地で乗車券に交換したりEチケットを車掌に見せて乗る方が安いですが、
システムエラーになったり(※)、変更や払い戻しなどで苦労することもありますね。
※セルビア国鉄のHPで何度やってもうまくいかないので、問い合わせたらシステムが故障しているので、現地の駅で買ってくれとの案内でした。だったら注意書きぐらい出せよって、日本人の私は思った次第。もちろんメールにはお詫びの一言もありませんでした。
私が購入した事例を掲げておきます。
ギリシャ→マケドニア→セルビアと、3か国にまたがっているので、3枚になります。
ここで購入しました。一例です。
★ ★
で、ちゃんとオチも用意しているのが本ブログです。
ギリシャのテッサロニキ駅で待っていたのですが、発車時刻5分前になっても列車が入ってきません。案内放送というか、そもそも放送なんてない。
ここでちょっとコナれた旅行者は「ギリシャの鉄道だし、どうせ遅れているのだろう。。。」とおもってのんびり構えるでしょう。
通勤列車の客はいましたので、駅自体はある程度ざわついています。
しかし、そこは旅師の私。
始発駅なのに長距離風の客がいないこと、長距離列車風の乗務員がいないことなどから異変を感じ、ホームにいた警備員に尋ねました。
なんと、駅の脇に代行バスが止まっていたのです。
警備員と一緒にもうダッシュして事なきをえました。
移民対策か何かでマケドニア国境との鉄道が断絶していて、マケドニアまでバス運行だったのです。
たぶん駅で買った人には窓口で案内していたのでしょう。日本で買ったのが裏目に出た事例でした。
長い間鉄道で旅をしてきた感がさえてよかったです。
★途中駅はさておき、海外でも始発駅で入線が遅れるということは考えにくいです。
発車時刻が近づいて列車が来ない場合は、乗客や乗務員の動きに注意してください。
※ただし、タイを旅行した知人によれば、別の駅から出発になった夜行列車の情報が乗務員にすら伝わっておらず、車掌と乗客が一団となって、いそいでバスで移動したというトンデモな事例もあります。