旅と鉄道の美学

鉄道を中心とした国内外の旅と切符など。リンクフリーです。

【切符系】 追悼 関東圏JR・私鉄連絡乗車券(補充券)

3/18から大幅に連絡乗車券のエリアが狭まったので、東京近辺のJR連絡券を振り返っておきます。3/17にりんかい線を最後にいちおうコンプリートしています。 ●東京モノレール 特補もありますが、浜松町にしかなく、連絡としては売りませんでした。補充券は気…

【切符系】 地紋付き入場券はミススキップではない

そのむかし、旅客営業規則298条の備考欄にこのような記載がありました。 「表面に淡赤色で第186条に規定する字模様を印刷することがある」と。 そこで思い出されるのが、各種の地紋付き入場券です。 地紋がついていると豪華になるので、このような記念入場券…

【切符系】 連絡船内に立入ることはできません 入場券の注意事項に着目してみる

よく読んだら微妙に違っている入場券の注意事項です。 こちらが一番多いタイプです。 旅客車内に立ち入ることはできません。 発売当日1回限り有効 この表記が、規則上正解です(旅規298条)。 こちらは一昔前の物です。 通用発売日当日1回限り 客車内に立…

【営業規則系】 ビギナー向け 経由が書かれた乗車券 大回り乗車には使えるのか?

意外と勘違いしている方が多いので、大回り乗車のおさらいをしておきましょう。 いわゆる大回り乗車は、下記のような近郊区間を大回りする旅行の俗称です。 もともとこのような区間は乗車券の経路に関係なくぶつからない限りどこを通っても良いというルール…

【営業規則系】 災害時の旅行の中断 払い戻し処理

旅をあきらめて残った区間をすべて払い戻す方法です(旅規282条1項1号イ・282条の2)。通常、任意による払い戻しは、使用開始前か101キロメートル以上の未乗区間が残ってないとできないのですが、こちらは関係ありませんし、手数料も引かれませ…

【営業規則系】 災害時の旅行の中断 無料で戻る策(無賃送還制度の概要)

今回は無賃送還制度を取り上げます。簡単に言うと、その先をあきらめて発駅まで戻ることができる制度ですが、別に発駅まで律儀に戻らくなくても、途中まで戻ることもできます。その後、残りの区間を払い戻せます。 先に言っておきますが、勝手にやってはいけ…

【鉄道施設系】 味のある駅シリーズ ききワイン1杯300円 函館本線 余市駅

一度も寄ったことがなかったので、最長連続きっぷの最中に余市駅に寄ってみました。新幹線の並行在来線として廃止が決まっている駅です。 右側が駅、左側に観光案内所と売店が入っています。 ニッカウヰスキーの正門に至る通りなのですが、なんとも活気があ…

【切符系】 縁起物? ことぶき入場券(寿駅の入場券)

ちょっと最近忙しいので、ブログは手抜きぎみ。 キップを整理していたら、たまたま出てきましたので。 上は富士急行(現富士山麓電気鉄道)の寿駅、下はJR北海道、旧天北線の旧寿駅の入場券です。 ミーハーな駅名かと思って調べてみるとそうでもないようで…

【営業規則系】 絶滅危惧種 忘れ物をただで送ってもらう制度

かつて国鉄やJRには遺失物を回送してくれるサービスがありました(現在は削除されている)。 【有償回送】 こちらは国鉄で行っていた小荷物輸送(詳細は下記)を使って、有償で希望の駅まで回送してもらうサービスです。 遺失者だけではなく、保管期間がき…

【鉄道施設系】 味のある駅シリーズ (廃)仁方桟橋(旧仁堀航路・広島県呉市)

こちらは仁方駅の海側の出口です。昔はありませんでした。1時間近くあったので、仁方桟橋のあとを訪ねてみることにしました。 仁方桟橋からは四国側の堀江桟橋との間を仁堀航路という国鉄連絡船が結んでいました。私がいちばんすきな連絡船でした。青函や宇…